2024年9月6日金曜日

マツダ/広島地区社員寮を統合建て替え、設計・施工はフジタ

 マツダは4日、広島地区にある技能系従業員向け社員寮について、既存の五つの寮を統合し、広島市南区小磯町(現第1小磯寮)に新たな寮を建設すると発表した。RC造10階建ての居住棟と平屋の食堂棟で構成、総延べ床面積は約2万9000平方メートル。設計・施工はコンペで選定したフジタが担当する。10月から既存施設を解体し、2025年4月に本格着工、27年10月に完成させ4月の運用開始を目指す。
 広島市南区にある技術系従業員向け社員寮は築50年以上が経過しており、入寮する従業員の住環境の改善による従業員満足度の向上や人材確保に資する魅力的な住環境の提供が課題となっていた。今回建設する新寮では、各個室の居住空間や設備の充実を図るとともに、交流の場となるラウンジやトレーニングルームなども設置し、快適で充実した寮生活を送れるようにする。地域貢献として、独立した建物となる食堂棟を開放し近隣住民も利用できるようにする。
 統合対象となる寮は、大州寮・松風寮(南区大州)、第1小磯寮・第2小磯寮(南区小磯町)、大原寮(南区向洋大原町)。新寮は、第1小磯寮跡地に整備する。マツダでは、今後も「ひと中心」の価値観の下、働きやすさと働きがいを追求することで従業員が誇りを感じて働ける環境づくりを進めるとしている。




from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=166839
via 日刊建設工業新聞

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