ヨーロッパアルプスのモンブランを舞台に開催されるトレイルランニングの世界最高峰レースのひとつ「UTMB」に西日本建設業保証香川支店の脇村尚樹次長が出場し、山岳コース168キロを見事完走した。記録は45時間39分。完走率57%という厳しいレースを走りきった。
UTMBは、モンブランを取り巻くフランス、スイス、イタリアの3カ国にまたがる山岳地帯を走るトレイルランニングの大会。「世界一過酷で、世界一美しいトレイルレース」と呼ばれ、毎年8月末に開かれる。出場するためには、国内レースでポイントを獲得し、かつ抽選という狭き門をくぐらなければならない。
今年のレースは、8月26日の午後6時にフランスのシャモニーをスタート。脇村さんは大会前から痛めていた左膝に加え、途中の転倒で右足を負傷するなど厳しいレースとなったが痛み止めを飲んで耐え、28日の午後に無事ゴールした。
レースを終えて脇村さんは「家族や職場、友人の協力があって完走することができた。感謝の気持ちでいっぱいだ。苦しいことに耐え、やり通す精神力を仕事にも生かしたい」と語る。
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