【命名権、いかがですか】北九州スタジアムのネーミングライツスポンサー募集！！

北九州市小倉北区の臨海部に建設中の「北九州スタジアム」の命名権を販売するネーミングライツスポンサー募集が始まった。

　完成後はＪリーグ・ギラヴァンツ北九州が本拠地として使用するほか、小中高生のサッカー・ラグビー大会開催、市民への芝生開放、コンサート会場など、さまざまな活用が計画されている。

　北九州が公表した募集要項によると、契約期間は３年以上（供用開始予定は１７年３月）で、年間３０００万円以上の価格を希望する。

　スポンサー名の入ったスタジアム名称は、施設のメインサインとして２カ所設置される。スタジアム周辺の歩行者案内板、施設案内のリーフレット、市や関連機関のホームページなどにも使われる。詳細は同市ＨＰまで。

　北九州スタジアムは年内の完成を目指し工事が進行中。同市はプロジェクトへの関心を高めてもらうため、ｆａｃｅｂｏｏｋなどで工事進ちょくの情報発信を続けている。９月９日時点でスタンド本体の建築工事がほぼ完了。観客席や設備機器の工事に入っている。すでにメーンスタンドとサイドスタンドに屋根が架かっており、スタジアムの全体像が分かるまでになっている。

　収容人数は約１万５０００人で、将来的にバックスタンドの増設で２万人規模への拡張も視野に入れる。九電工を代表者とする特別目的会社・ウィンドシップ北九州が設計・建設と維持管理、運営を担当。梓設計が設計・工事管理、奥村組と若築建設、九電工が建設工事を担っており、完成後はミズノと日本施設協会が維持管理・運営を行う。設計・建設費は約９２億円。