2016年9月13日火曜日

【鬼怒川破堤から1年】ソフトと連動し命守る

関東・東北豪雨による鬼怒川流域での洪水という危機に対し、官民の応災力が試された今回の災害。破堤した上三坂地区での対応から、その典型が見て取れる。

 国土交通省関東地方整備局は、シミュレーション訓練による蓄積を生かして、資材の備蓄状況などを考慮しつつ応急復旧計画を立案。現地では、下館河川事務所の淺野貴浩鎌庭出張所長らの指示を受け、地元企業が夜を徹してトラック旋回箇所の整備など前段取りに取り組んだ。

 そこに鹿島と大成建設が出動し、2週間で堤防の応急復旧を成し遂げた。

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