2016年9月6日火曜日

【ウェブと展示館で情報発信】ダム協会、ダム博物館を10月開設

ダム博物館は10月オープン予定
(写真はイメージ)
日本ダム協会は、ダムと関連情報を発信する「ダム博物館」を開設する。ウェブ上の「本館」と、既存のダム施設などの「分館」から、ダムの技術、歴史、役割を知ってもらう。本館は10月3日に公開(http://damhaku.jp/)する。分館は、水資源機構の協力を得て、第1号となる「ダム博物館・写真館」を10月29日に浦山ダム(埼玉県秩父市)の関連施設「うららぴあ」にオープンする。

 同協会は、ダムへの関心が幅広い世代で高まり、ホームページやブログ、ツイッターなどでの情報発信も目立ってきている中、ダムを観光資源として生かす取り組みも活発化していることから、常設展示場となるダム博物館の設立を検討してきた。

 ダムは関連情報が多く、ダムごとにも提供すべき情報が幅広いため、ウェブと既存施設を生かす方式で話題を提供することにした。分館は、複数のダムに設置する方向で関係機関と調整している。複数の分館が補完・協力する形態を視野に入れている。

 浦山ダムに置く分館では、優れたダム作品を常時展示し、必要に応じて入れ替える。企画展示も行い、初回は「ダム放流写真展」と銘打って放流写真を展示する。隣接する映像シアターを利用したイベントも行うという。10月29日にはオープニングセレモニーを午前11時15分から行った後、無料で一般に公開する。

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