土木学会(上田多門会長)は世界に通用する土木技術者育成の一環で、「グローバルエンジニアへの道」と題したオンライン講座を開設する。12月9日から2023年3月17日までの毎週金曜日、午後4~5時にウェブ会議システムのZoomで開催。講師に海外で働いている技術者や成果を上げている企業などの関係者を招き、海外事業の面白さや大変さを語ってもらう。質疑応答も受け付ける。
土木学会の土木グローバル化総合委員会に設置した「土木技術者の国際化実践小委員会」が主催する。募集対象は50人で、うち40人が社会人、10人が学生。先着順に専用申し込みフォーム(https://www.jsce.or.jp/events/form/602201)で受け付ける。参加費は社会人が2万円(税込み、土木学会個人会員)~3万円(同、非会員)。学生無料。
あらかじめ各講師のプレゼンテーションを録画しておき各講義の2週間前に配信、視聴可能とする。講義当日は受講者による予習を前提に質疑応答を受け付けた後、少人数に分かれてグループ討議を行う。受講者各自が意見を発表し、他人の意見を聞くことによって学びを深めるという狙いがある。
講義日別の講演者は次の通り。敬称略。
▽12月9日=上田多門(土木学会会長、深セン大学特聘教授)、スティワピラク・ピーラポン(GEOCONSULT Asia Singapore Principal Engineer)
▽12月16日=池田龍彦(横浜国立大学名誉教授、国際港湾交流協力会〈JOPCA〉顧問)、鈴木誠一(東京電力ホールディングス)
▽12月23日=井上学(IHIインフラシステム)
▽23年1月13日=渡辺泰充(土木学会国際センター)
▽1月20日=木村亮(京都大学教授、土木学会国際センター長)
▽1月27日=草柳俊二(高知工科大学名誉教授、東京都市大学大学院社会人コース客員教授)
▽2月3日=片渕文隆(大林組)
▽2月10日=大下哲則(五洋建設)
▽2月17日=藤田宗久(大崎総合研究所)
▽2月24日=安田一成(ヤスダエンジニアリング)
▽3月3日=中井康博(グローバルエンジニアリングパートナーズ代表)
▽3月10日=三奈木輝良(元Yokogawa Electric International社長)
▽3月17日=田辺孝二(東京工業大学名誉教授)。
source https://www.decn.co.jp/?p=147045
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