高松市が発注した「中央卸売市場青果棟建設工事」の安全祈願祭が7日、朝日町の建設地で行われた。施工業者が主催した。施工は建築を合田工務店・小竹組・日栄建設JV、電気設備は三和電業・山崎電機JV、機械設備はフソウ・三喜工事JVが担当。設計・監理は梓設計・森勝一建築事務所JVが手掛ける。工期は2024年9月30日まで。
老朽化に伴う市場再整備の初弾で、現在の瀬戸内町から朝日町3の敷地約5ヘクタールに移転新築する。規模はS造2階建て延べ2万0236平方メートル。
国際的な食品衛生管理基準「HACCP」を取り入れる。荷さばき場の大部分を大屋根や庇(ひさし)で覆う。見学者スペースや調理室などを設ける。
地鎮行事では、菅根義明梓設計常務執行役員関西支社長と森勝一森勝一建築事務所社長が鎌、大西秀人高松市長と佐藤好邦高松市議会議長、齊藤良紀高松青果社長が鍬、森田紘一合田工務店社長、山地一慶三和電業社長、角尚宣フソウ社長が鋤を盛り砂に入れ、工事の無事完成を祈願した。
大西市長は「魅力と活力にあふれた市民の豊かな食生活を支える拠点になることを願う」と期待を込めた。施工者を代表し、合田工務店の森田社長が「各社総力を挙げ、必ず無事故・無災害で皆さまのご期待に沿う素晴らしい建物を完成させる」と決意を語った。
□京兼光宏所長(合田工務店)の話
「材料関係の高騰や品不足などにも対応しながら、工期と安全を確保し無事竣工を目指していく。出来上がった後、高松市の活性化につながればうれしい」。
source https://www.decn.co.jp/?p=146812
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