2022年10月20日木曜日

万博協/ウォータープラザ水上ショー/ダイキン工業、サントリーが参画

 2025年日本国際博覧会協会は19日、博覧会(大阪・関西万博)の会場(大阪市此花区夢洲)で新技術を展開する未来ショーケース事業「ウォータープラザ水上ショー(仮称)」にダイキン工業とサントリーホールディングス(HD)が参画・協賛することが決まったと発表した。水上ショーは海と空に開かれたエリア「ウォータープラザ」を舞台に、水と空気をテーマに展開。大屋根リングと会場陸部の間、約3ヘクタールでショーを行う。必要な設備や照明などは両社で設ける。小橋賢児催事企画プロデューサーと両社で基本計画を策定中だ。
 ダイキン工業は「空気で答えを出す会社」として、空調データと人体から取得した生体情報を蓄積・分析し、心身の健康に役立つ「空気・空間の価値を創造」する方針。会場ではショーと連動した「空気体験を実証する観客席の屋外空調」構築を目指す。
 会見でダイキン工業の竹中直文専務執行役員は「当社ならではの技術で未来を表現したい。空調技術を屋外で体感してもらうのは難しいが、先進技術を具現化する場とする」「空気と水の素晴らしさを考えるショーを行う」と語った。
 サントリーHDの鳥井信宏代表取締役副社長は「『水と生きる』を掲げている当社と親和性の高い取り組みだと考えている。未来に命をつなぐきっかけをつくる」と力を込めた。
 ショーの内容は今後、詳細を検討し、来年にも発表する。ショーを行うスペースは約3ヘクタールから順次絞り込む。観客席は博覧会協会が整備。大屋根からも観覧できるようにする。
 舞台となる「ウォータープラザ」の水域には周辺海域からくみ上げた海水を使う。この海水の水質を浄化し、海域に戻す循環システムを活用する計画だ。



source https://www.decn.co.jp/?p=147123

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