鹿児島県は、JR鹿児島中央駅西口に計画している新総合体育館の施設規模や構成などをまとめ、県議会企画観光建設委員会に報告した。
規模は地下1階地上4階建て延べ3万5046平方メートル。地下を駐車場とし、1~3階にかけてメインアリーナやサブアリーナ、柔道場、剣道場、4階に弓道場の配置を想定している。
建設予定地は鹿児島市武の県工業試験場跡地とその隣接地を合わせた約1・6ヘクタール。
1階にバスケットボールコート4面(3726平方メートル)のメインアリーナ、その北側に同1面(936平方メートル)のサブアリーナの配置を想定し、会議室や器具庫などを設ける。2階はメインアリーナやサブアリーナの固定席、3階はメーンアリーナの固定席、柔道場と剣道場各3面、4階に近的12人立の弓道場を設ける。
観客席はメインアリーナが固定席5879席、可動席2160席、車いす41席の計8080席、サブアリーナが固定席400席程度、柔道場と剣道場がそれぞれ固定席150席程度、弓道場が固定席100席程度を想定している。地下には145台(一般141台、身障者用4台)の駐車場やトレーニング室、多目的室、倉庫、ホールなどを配置する。
18年度中に事業スケジュールなども含めた基本構想を策定する。整備手法はPPP・PFIなどの公民連携手法を従来型手法より優先して検討する。基本構想策定支援業務は玉野総合コンサルタントが担当している。
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