2018年12月18日火曜日

【東京五輪開幕イベントなどでの活用視野に】横浜武道館、2020年7月に供用開始へ

横浜武道館の内部イメージ
(横浜文化体育館再整備事業の横浜市報道発表資料〈2017/9/14〉より)
横浜市は、建設中の横浜武道館(中区)の供用を当初の20年10月から同7月に3カ月早めると発表した。同7月の東京五輪・パラリンピックの開幕に合わせたイベントなどへの活用を可能にするとともに、同6月の市庁舎移転に伴う現庁舎周辺(JR関内駅周辺)地区の活性化にも波及させたい考え。一般の利用開始時期は調整中。

 横浜武道館は横浜文化体育館再整備事業でサブアリーナ施設に位置付けられている。同事業は横浜文化体育館の敷地と隣接する旧横浜総合高校跡地の2カ所の市有地を使い、BTO(建設・移管・運営)方式のPFIで二つのアリーナ(メインアリーナ、サブアリーナ)を備えた体育施設を整備・運営する。

 事業者はフジタら10者が出資する特別目的会社(SPC)のYOKOHAMA文体(横浜市中区、太田祐次代表)。設計は梓設計・フジタ設計JVが手掛け、施工はフジタ・馬淵特定JVが担当している。

 横浜武道館の建設地は旧横浜総合高校跡地の中区翁町2の9の10の一部(敷地面積は5702平方メートル)。規模はRC一部S・SRC造5階建て延べ1万6050平方メートル。

 横浜文化体育館の解体とメインアリーナ建設の工期は20年12月~24年1月。同4月の供用開始を予定している。

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