中部地方整備局木曽川下流河川事務所と高田建設は5日、岐阜女子大学の学生らを対象とした見学会を三重県桑名市の高潮堤防補強工事の現場で開いた。生活科学科居住学専攻の学生と教職員の9人が事業の目的や地盤改良工法などを学んだ。
木曽三川下流部沿川は国内最大のゼロメートル地帯が広がり、堤防が決壊すれば甚大な被害が発生する。このため、南海トラフ巨大地震に備え堤防の耐震化が急がれている。
学生らが訪れたのは木曽川鎌ヶ地下流川表高潮堤防補強工事の現場で、19年2月末の工期で地盤改良工や天端被覆工、護岸工を実施している。井田理長島出張所長が事業概要を、高田建設の谷口晃生所長が液状化現象や地盤改良の方法などを説明。工事の状況などを見学した。
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