天然芝フィールド上昇時の完成イメージ |
天然芝のフィールドが上昇して屋根になる世界でも例を見ないスタジアムで、同会では国内外に広く周知し、実現に向けた機運を高めたいとしている。設計は東畑建築事務所が担当。
スタジアムは中心市街地の活性化につながる「福島街なか集客交流施設」と位置付けた。サッカーをはじめ、全天候型の施設としてコンサートや展示会などに対応するコンベンション機能を持ち、冬季は各種スポーツの練習場としても利用できる。会議室や商業施設も備えることで稼働率の高い総合スポーツ拠点を目指す。
具体的な整備計画は決まっていないが、立地場所は福島市街地や鉄道駅の近くを想定。規模はRC・S造地下1階地上6階建て延べ約4万8000平方メートル。J1の基準を満たす1万5000人を収容し、フィールド(アリーナ)の面積は9360平方メートル(117メートル×80メートル)。
天然芝フィールド下降時の完成イメージ |
今後、官民連携協議会の設置や事業可能性の調査を進める。事業主体や運営主体、運営収支などについても検討する。同会は国際試合を開催できるスタジアムを整備しようと、15年に設立した。
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