ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会が約1カ月間の熱戦を経て11月2日に決勝戦を迎える。史上初となるベスト8進出を果たした日本代表。さまざまな国から来た選手が心を一つにし、「ワンチーム」として強豪国を破る姿に勇気をもらった人も多いはず▼W杯を最多の3度制しているのがニュージーランド代表のオールブラックス。そんな世界最強のチームが日本で建設現場の労働災害防止に一役買っているのをご存じだろうか▼AIG損害保険が業界のイメージアップにつながればと、AIGグループがスポンサーを務めるオールブラックスの選手を広告などに起用。建設現場の労働災害予防にも目を向け、オールブラックスの選手が「けんせつ体幹体操」を学び披露する動画を制作し、インターネットで公開している▼世界トップの選手たちがけがの予防や、常に最大のパフォーマンスが発揮できる体作りの大切さを伝える。なかなか説得力のある動画だ▼技術者、技能者が力を合わせる建設現場には「チームワーク」が不可欠。ラグビーはこの精神の重要性を再認識させてくれる。決勝戦を楽しみに待ちたい。
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