2019年10月24日木曜日

【東京の『今』を後世に】国土地理院、御即位記念地図「東京中心部」を刊行

 天皇陛下が国内外に向けて即位を宣言された「即位礼正殿の儀」を記念し、国土地理院(黒川純一良院長)は22日、特別な刻印を入れた御即位記念地図「東京中心部(日本語版、英語版)」を刊行した。

 御即位記念地図は陛下が即位された時の首都東京の姿を地図として後世に残すとともに、令和元年の東京の様子を国内外に分かりやすく伝えることを目的に作成した。これまで大正、昭和、平成と刊行しており、今回が4回目となる。

 令和の記念地図はこれまで同様に縮尺1万分の1で、範囲は皇居(東京都千代田区)付近を中心に東西約10km、南北約7km。高層化した都市の概観を表すために、建物を階調と影を用いて立体的に表現。樹高に応じて緑の濃淡も変えている。余白には鳳凰の絵と「御即位記念」の文字を刻印している。

 四六判のケース付き。価格は1380円(税込み)。「即位礼正殿の儀」の参列者に配布されたほか、全国の書店でも販売する。

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