ファム・ホン・ハー建設大臣は年頭の記者会見で、2019年の建設行政の総括と20年の政策などを説明した。昨年は都市部・地方ともに建設業の動きは活発だったとし、多くの目標を達成し、いくつかの重要な成果を上げたと報告。建設業の成長率は9・1%で、国内経済成長率に1%以上貢献したという。
ハー建設大臣によると、昨年の建設業許可の発行状況を示す指数は190カ国中25位で、東南アジア諸国連合(ASEAN)では3位だった。都市地域は835に増え、都市化率は39・2%に増加。第12回共産党大会で決議された目標を達成した。
不動産市場は、土地価格の高騰が一部で見られるものの、4年連続で安定と成長を示している。建設資材市場は国内需要と輸出需要に合わせた増産を行った。住宅整備では計画の95%を達成した。
ハー建設大臣は「19年は全体として重要政策や長期計画を達成できた。ビジネス環境は大きく改善したと言えるだろう」と述べた。20年の目標として、建設業生産高は前年比9~10%の成長、都市化率40%、都市人口に占める水道普及率90%、1人当たり住宅面積24m2を掲げる。その上で「20年は5カ年計画の最終年となる。すべての部局、全職員が次の5年に向けて全力を傾けられるよう人材育成にも努める」と語った。
(セイ・ズン、2月3日)
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