三菱地所と鹿島は、沖縄・宮古島でホテルを共同開発する。米ヒルトンが運営するリゾートホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」として、2023年に開業する。
施設の設計・施工は鹿島が担当。今秋にも着工する。三菱地所が沖縄県のホテル開発を手掛けるのは初めて。ヒルトンによる沖縄離島地域での初弾物件にもなる。
建設地は宮古島市平良久貝アゲタ550の7(敷地面積5万4769平方メートル)。宮古島西側の海に面する「トゥリバー地区」に位置する。三菱地所らが開発・運営する旅客ターミナルビルがある下地島空港にアクセスでき、宮古島の中心市街地にも近い。
建物は8階建て延べ2万7983平方メートルの規模。329室を設ける。プールや宴会場、レストラン、スパ、フィットネスジム、チャペル、ミーティングルームなども備える。
三菱地所の藤岡雄二執行役常務は「下地島空港へのさらなるエアライン誘致にとって追い風となる。新たな観光客の創出で、宮古島、沖縄県の発展に一層寄与できるよう計画を推進する」とコメントした。
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