大成建設からの分離・独立による1961年の設立以来、道路舗装のリーディングカンパニーとして舗装を中心とする土木工事やスポーツ・レジャー施設の建設などを手掛けてきた。
製造・販売部門での建設資材の製造販売やリサイクル事業のほか、海外や建築、中小水力発電などの新規事業にも力を入れている。
人材採用に携わる人事部人事計画室の會礼輔課長代理は、同社が求める人物像として「向上意欲が旺盛で、幅広い視野に立って何事にもチャレンジする人材」を挙げる。幅広い事業フィールドを持つ同社では、社員はさまざまな立場・観点から事業に携わることになる。そのため「技術革新と創意工夫にチャレンジし続け、お客さまに感動してもらえる価値の創出を追求してもらいたい」という考えがある。
同社は自社説明会への参加を採用試験に応募する上での条件にしており、全国の学生が採用に応募できるよう、自社説明会を全国で年間60回以上開催している。エントリー前に会社をよく知ってもらうことで、入社後のミスマッチを防ぐためだ。「その人がやりたいことと当社の事業内容が本当にマッチしているのか、説明会参加を通じて見極めてほしい」と會課長代理は狙いを説明する。
インターンシップ(就業体験)は文系、理系ともに同じ内容を実施。道路舗装業界を知らない学生に対し、活躍できるフィールドがたくさんあることを知ってもらう。専攻分野にとらわれて仕事の選択肢を狭めるのではなく、その体験を通じて興味を持った分野へのチャレンジを後押しする。
入社後、1年目は自社の研修施設で集合研修を行い、一般教養や測量・試験業務などを学ぶ。その後に工事事務所や合材工場で実務を学ぶため、体験配属として全国に配属される。2年目以降は職種に応じて専門研修を受け、3年目からは担当現場を持つ社員も出てくる。
同社は入社後の定着を目的に働き方改革を推進している。2020年度は入社1年目の社員が土日・祝日を必ず休めるようにする取り組みを開始する。配属先の繁忙度や状況にかかわらず週末2日間の休日が確保できるようにするもので、入社2年目の社員は休日取得日を土日に限定しないものの、振り替え休日や代休制度を活用し、4週8休を必達とする。
會課長代理は「就職は人生の大きな転換点。企業のことを理解し、納得がいくまで頑張ってもらいたい。説明会などではささいなことでも構わないので、積極的に質問してほしい。これからさまざまな企業に出会うと思うが、意欲的に行動し、納得のいくまで頑張ってほしい」とエールを送る。
〈新卒採用概要〉
【新卒採用者数】 男性43人(うち技術系39人)、女性17人(うち技術系13人、2019年度実績)
【3年以内離職率】22・22%(16年度新卒)
【平均勤続年数】 男性16・8年、女性12・7年(19年3月末時点)
【平均年齢】 42・4歳(19年3月末時点)
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