清水建設は、国土交通省関東地方整備局から受注して施工を手掛けた「八ツ場ダム本体建設工事」(群馬県長野原町)のPR動画を制作し、ホームページで公開した。
効率的にコンクリートを打設する「巡航RCD工法」や積極的なプレキャスト(PCa)部材の活用などで生産性向上を図った経緯を振り返りつつ、人と技術が融合して短工期での完成を導いた姿を紹介。昨秋の試験湛水開始直後に台風が来襲し、大量の水を貯留した際の映像も盛り込んだ。
リクルート活動などに活用するが、「当社だけではなく広く一般の方にも土木をアピールしたい」(同社)としている。
同ダムは、利根川水系吾妻川中流に位置する。堤高約116m、堤頂長約290・8mの重力式コンクリートダムで、総貯水容量は1億0750万m3。本体建設工事の施工を清水建設・鉄建建設・IHIインフラシステム異工種JVが手掛け、2019年6月にコンクリート打設が完了していた。
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