東北地方整備局仙台河川国道事務所と宮城県、気仙沼市の3者は、国が同市内で工事を進めている「(仮称)気仙沼湾横断橋」(橋長1344メートル)の正式名称を決めるアンケートを行っている。
3者が事前に議論して絞った候補案として、気仙沼湾横断橋に加え「気仙沼復興大橋」「気仙沼リアス大橋」の3案を提示。調査では最も気に入った1案を選択し、理由を記載してもらう。調査結果を踏まえ、今月下旬にも名称を公表する。
アンケートは気仙沼湾横断橋の正式名称決定に当たり、地域の人たちに末永く親しまれる橋梁になってほしいとの思いを込めて行う。回答は14日までインターネットか、県庁や市役所などに配布している調査票で受け付ける。インターネットで回答する場合、仙台河川国道事務所のホームページから申請してもらう。
気仙沼湾横断橋の整備は、国が東日本大震災の復興道路として推進するプロジェクト。仙台市と青森県八戸市を結ぶ三陸沿岸道路(延長359キロ)の一部を形成する。舗装や標識設置などを経て12月に工事が終わる予定。完成すれば斜張橋として東北地方で最大級の規模になる。復興道路のシンボルや気仙沼の新たなランドマークとして国や地元の期待を集めている。
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