2020年9月8日火曜日

【自然と人工の融合表現】神宮前六丁目地区再開発(東京都渋谷区)、ビル外装デザインを公表

 神六再開発(東京都渋谷区、小澤広倫社長)と、権利者・特定事業参加者としてプロジェクトに参画している東急不動産は、東京都渋谷区で計画している再開発事業で整備する再開発ビルの外装・屋上デザインを公表した。

 自然と人工が共存する原宿・表参道エリアのイメージをデザインに込めた。外装・屋上デザインは平田晃久建築設計事務所が手掛けた。

 外装のコンセプトは「KNIT DESIGN(まちを編む)」。古と新、外と内の融合など未来につなげる街づくりをイメージした。外装のガラスは、周辺の景観を反射して映し出す「umi」エリアと、建物内の店舗などが確認できる「shima」エリアで構成。それぞれが反射で混ざり合い共存する姿を表現した。

 「神宮前六丁目地区第1種市街地再開発事業」の計画地は神宮前6の10003085平方メートルの敷地に地下2階地上10階建て延べ1万9330平方メートルのビルを建設する。商業・公共公益施設や鉄道用変電施設、駐車場などの機能を入れる。

 11月にも着工し2022年度の竣工を目指す。事業施行認可を受けた19年2月の計画によると総事業費は約180億円。設計・監理は日建設計、清水建設が施工する。

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