2020年9月3日木曜日

【10月10日に青森ワッツがホーム開幕戦】むつ市総合アリーナ「むつマエダアリーナ」が開業

むつマエダアリーナの外観(提供:むつ市)

  ◇設計は山下設計、施工は熊谷組JV◇

 青森県むつ市が市中心部で建設工事を進めてきた屋内スポーツ施設「むつマエダアリーナ(むつ市総合アリーナ)」が1日開業し、現地で記念式典が開かれた。宮下宗一郎市長ら90人の関係者が出席。テープカットを行い、開業を祝った。今後、同アリーナでは10月10日にプロバスケットボールBリーグ・青森ワッツのホーム開幕戦を予定。2025年に青森で開かれる国民スポーツ大会の競技会場としても使う予定がある。

 式典であいさつした宮下市長は、「むつマエダアリーナの開業がコロナ禍におけるむつ市の明日を築き、経済回復の反転攻勢の契機になることを大いに期待している」と述べた。さらにスポーツイベントの開催や市民の健康増進に役立てる拠点としての利用に加え、災害拠点施設としての役割にも期待を寄せた。

 式典には来賓として三村申吾青森県知事の代理で青山祐治副知事が出席。設計や工事に携わった関係者も出席した。

 建設地はむつ市真砂町93の27。市の中心部に当たる。敷地面積は3万2539平方メートル。建物の構造と規模はRC一部S造2階建て延べ8010平方メートル。建築面積は6660平方メートル。メインアリーナには観客席約1050席を設けた。設計を山下設計、施工を熊谷組・熊谷建設工業(むつ市)・橋本建設工業(同)JVが担当した。建設費は46億円。

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