東京・渋谷の渋谷駅西口で26日から二つの新しい歩行者通路の供用が始まった。
渋谷駅街区開発計画を進めている東急、JR東日本、東京メトロが整備した「西口連絡通路」と、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合、東急不動産が整備した「渋谷フクラス接続デッキ」。渋谷駅と高層複合ビルの渋谷フクラスが地上2階でつながり、歩行者の回遊性が高まった。
連絡通路、接続デッキとも新型コロナウイルスの流行に配慮し供用開始を先送りしていた。施工は連絡通路は東急建設、接続デッキが清水建設。
渋谷駅の西口は旧東急百貨店東横店内の通路がJR線、東京メトロ銀座線、京王電鉄井の頭線の乗り換えで使われていた。西口連絡通路の供用に伴い同店内の通路は25日の終電で閉鎖された。今後同店の解体工事が本格的に始まる。
西口には関東地方整備局東京国道事務所が再整備した渋谷駅西口歩道橋がある。西口連絡通路から接続デッキを経て渋谷フクラス内の通路を通れば、国道246号の南側や桜丘町方面にアクセスしやすくなる。
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