2020年11月9日月曜日

【安全対策徹底し準備進む】中央道新小仏トンネル建設、2021年春に掘削開始へ

  ◇鹿島が仮設道路工事の安全対策徹底◇

 中日本高速道路会社八王子支社は、中央自動車道(中央道)上り線の小仏渋滞対策事業で建設する約2・3キロの「新小仏トンネル」の掘削に来春着手する。供用路線の北側に約5キロのトンネル、橋梁(約0・8キロ)、土工部(約1・9キロ)を新設し、1車線増やす計画。現地はトンネル掘削などのための仮設工事道路の建設をはじめ、鹿島が本線に隣接するエリアで安全対策を徹底した準備工事を進めている。

 中央道上り線は、東京都八王子市と相模原市緑区の都県境にある小仏トンネル付近で激しい渋滞が起きやすい。長い上り坂で、トンネル手前は登坂車線を含む3車線が2車線になり、約40キロの渋滞が発生することもある。渋滞対策では、既設の登坂車線からトンネルの先の八王子JCTに至る付加車線を設ける。新底沢大橋、新小仏トンネルを新設し、車線の運用を見直す区間にある本線の土工部と3橋を拡幅する。

 新底沢大橋と新小仏トンネル、土工部と本線3橋にそれぞれアクセスする工事用道路を造る「小仏渋滞対策底沢地区工事用道路工事」「同八王子地区工事用道路工事」をともに鹿島が施工している。「新小仏トンネル工事」は清水建設・東亜建設工業JVが担当し、来春の掘削に向けて年内に工事着手する。「新底沢大橋工事」は入札手続きを行っている。

 底沢地区の工事は、山梨方面に向かう中央道下り線の南側で実施中。中日本高速会社八王子工事事務所の馬場弘二副所長は「上り線の渋滞対策のための工事を下り線側で行っている。道路の利用者から『なぜ下り線で工事をしているのか』と問い合わせがくる」と現状を説明する。新小仏トンネルを構築する上り線の北側は山に面し、掘削箇所には下り線の南側から中央道上・下線の上を越えてアクセスする。工事用車両は下り線の小仏トンネルを抜けた先で工事エリアを出入りすることになる。


 底沢地区の工事は約1・8万立方メートルの切り土掘削、約540メートルの仮桟橋工、3カ所の補強土壁工などを行う。大型クレーンの揚重作業が本線の交通に影響しないよう、レーザーでブームの動きを監視する体制を整えた。定期の安全大会で、基本を含めた事故を防ぐ対策の確認を徹底している。

 新小仏トンネルなどの付加車線は既設の上り線から最大100メートルほど離れる区間がある。60~70メートルほどの横坑を機械掘削した上で、トンネル本体は両方向に掘削する。既存の小仏トンネルを建設した際の記録や知見を生かし、「渋滞をなくし、スムーズに中央道を走ってもらえるよう努力する」(馬場副所長)方針だ。

 既存の登坂車線から八王子JCTへの新しいルートを造る事業に利用者の関心は高い。工事事務所のツイッターには現場公開を求めるメッセージが寄せられているという。

1 件のコメント :

  1. 仕事が終わってからもタバコ買って来い、迎えに来い、プライベートな時間帯に電話に出ないと着信の嵐です。仕事どころの話ではありません。
    頭がおかしくなりそうです。
    助けて下さい。

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