文京学院大学に通う学生がコロナ禍のエスカレーターの安全な乗り方として「ジグザグ乗り」を提案した。1ステップを空けながら左右交互に乗ることで、前後の利用者と間隔は3ステップ空き、密を避ける。
手すりにソーシャルディスタンスを誘導するデザインも考案。今後はジグザグ乗りによるエスカレーターの安全利用を啓発するとともに、デザインを試行してもらえる場所にアプローチする。
経済学部の新田都志子教授(流通・マーケティング研究)のゼミに在籍する学生たちは2017年度から「エスカレーター安全利用啓発活動」を展開。デザインの力で「手すりにつかまる」「止まって乗る」など行動変容に取り組んできた。
本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「ジグザグ乗り」と「ソーシャルディスタンス誘導デザイン」を考案。利用者の密に対する気持ちを軽減するだけでなく、歩行による転倒や衝突を抑制。左右どちらも気兼ねなく乗れる効果も期待できる。
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