2020年11月19日木曜日

【宇都宮ブレックス本拠地、Bリーグ施設基準改定に対応】宇都宮市、佐藤栄一市長が新アリーナ整備の検討表明

  宇都宮市は、男子プロバスケット・Bリーグに加盟する「宇都宮ブレックス」の新本拠地となるアリーナ整備を検討している。佐藤栄一市長が16日の会見で明らかにした。

 宇都宮ブレックスは現在、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館、元今泉5の6の18)を本拠地として使用している。Bリーグは2026年をめどに新リーグ「プレミアリーグ」を創設する構想がある。参入条件として「チームが自由に使えるアリーナの確保」が挙がっている。

 市体育館は市民利用も多く条件を満たしていない。24年3月には少なくとも「(確保のための)計画が固まっている」ことが条件となる見込みという。チームが自由に使える施設はチームの試合や練習に常時使用できることが条件。使用中でない場合は他に貸し出すことも認められる。

 市はBリーグの方針を踏まえ、8月から宇都宮ブレックスと意見交換を進めている。今後も意見交換を進め、候補地、施設の概要、整備スケジュールなどを検討していく。

 建設地は民間の遊休地、公有地などから選定する。敷地面積は1万平方メートル以上が必要となる見込み。市長は会見で「民間主導の整備」をイメージに挙げた。整備手法も今後固めていく。

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