東京都練馬区に本社を置く電気設備会社の牧野電設(牧野長社長)が2017年から着用しているユニホームは、淡いグリーンを基調とした爽やかな配色が特徴。社員の平均年齢が30歳、男女比はほぼ半々という同社で、男女問わずに着用できるデザインが社員から好評だ。
生地にはスーパーストレッチ素材を採用し、以前の作業着にはない運動性を実現した。夏用には吸汗速乾機能を付け、冬用は保温性を高めるために繊維の混合比率に工夫を凝らした。グリーンと濃淡のグレーは夏用と冬用で共通の配色だが、グリーンの色合いを微妙に変えているのがポイントだ。
ポケットの配置や大きさなどは現場社員の要望を反映。現場で使う冊子も入るサイズとなっており、かがんだ時に物が落ちにくいようボタンも付けている。ペン差しは左利きの人に配慮し腕の両サイドに設けた。
施工管理職の20代の女性社員は「昔の制服はモスグリーンの単色で、それを着て電車に乗ったりファミレスに入ったりするのが恥ずかしかった」と話す。今の制服は「社員の使いやすさに配慮した性能と格好いいデザインで気に入っている」と、早くも愛着が湧いている。
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