2020年11月5日木曜日

【3度目の南極へ】飛島建設・後藤猛氏、第62次南極観測夏隊に参加

  飛島建設首都圏建築支店の後藤猛氏が、第62次南極地域観測隊夏隊のうち設営部門(土木・建築、現場監督)の隊員として南極に向かう。出発前2週間の検疫期間を経て20日に日本を出発。約1カ月現地で活動し2021年2月下旬に帰国する予定だ。

 新型コロナウイルスの流行を受け、他国に寄港せず日本と昭和基地を往復。通常約1カ月半の活動期間は約1カ月に短くなる。昭和基地にある環境科学棟・観測倉庫の解体工事やコンテナ基礎(電離層倉庫、汚水処理装置)などのコンクリート工事、基本観測棟放球デッキ追加工事、管理棟屋根防水補修工事、コンテナヤード・道路補修工事などを予定している。

 後藤氏は今回が3度目の参加。「限られた期間でボリュームのある工事を行う必要がある。これまでの経験を生かし安全第一で作業の効率化に努め、無事に帰国したい」と話している。

 同社は1994年から南極地域観測隊の設営部門(土木・建築)に技術者を継続派遣。延べ人数は第62次で27人になる。

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