アジア航測が設立したベンチャー企業のクロスセンシング(xSENSING、川崎市麻生区、政木英一代表取締役)は、スポーツ選手の動きのデータを管理できるサービスを開始する。
測量技術を活用して高精度データをリアルタイムに提供するとともに、チーム全体の総合パフォーマンスを可視化する。主観的な判断で指導・評価するスポーツ現場の従来方法から、データに基づく新たな指導・提案へ変えることが可能という。
開発した「xG-1」(ジーワン)は、高精度測位に対応したウエアラブルセンシングデバイスやアスリートのパフォーマンスを分析するソフトウエアなどで構成。人工知能(AI)を用いた統計データ分析と、ビデオ分析を含めた戦術立案サービスにより、チーム運営のための統合プラットフォームとして提供する。アスリートの運動負荷の確認や、一連のデータの管理ツールなどを備えている。
アジア航測が持つ空間計測・解析技術と、クロスセンシングが持つハードウエアやビッグデータ分析技術を融合した。スポーツビジネスへの質の高いサービスを提供し、スポーツ人口の増加やスポーツ市場の拡大につなげる。
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