2020年12月16日水曜日

【総延べ4.9万㎡の施設整備計画】としまえん跡地開発(東京都練馬区)、基礎解体に大成建設参画

スタジオツアー施設の完成イメージ
(8月18日時点、報道発表資料より)

  伊藤忠商事と西武鉄道が計画する東京都練馬区の「としまえん」の跡地開発に、大成建設が参画していることが明らかになった。一部の基礎解体工事を手掛けている。既存の遊戯施設や建築物の解体は、西武建設が担当。2021年3月に始まる予定の本体工事の施工者は決まっていない。23年2月末の竣工を目指す。

 としまえん(向山3の25の1)は、8月31日に閉園した遊園地。跡地に、ワーナーブラザースジャパンの映画「ハリーポッター」シリーズのスタジオツアー施設を中心とした、総延べ約4・9万平方メートルの建築物を整備する。設計は久米設計が担当している。

 施設を巡っては、▽ワーナーブラザースジャパン(施設運営者)▽西武鉄道(土地所有者)▽伊藤忠商事(施設建築者)▽芙蓉総合リース(施設所有予定者)-の4社が、整備の本契約を結んだと8月18日発表した。

 本契約公表時点の計画によると、スタジオツアー施設の名称は「ワーナーブラザーススタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター」。ハリーポッターシリーズの映画の撮影で使用したセットや小道具などを展示する。23年前半の開業を見込む。

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