2020年12月16日水曜日

【沿線の湧水活用しわさび栽培】JR東グループ会社、わさび栽培で沿線地域の活性化目指す

  鉄道沿線の湧水を使って「鉄道わさび」を栽培-。JR東日本の子会社、JR東日本スタートアップ(東京都港区、柴田裕社長)は、わさび栽培を通じた地域活性化の取り組みを展開する。

 湧水資源を活用したわさび栽培の事業化を目指すベンチャー企業、グリーンインパクト(千葉市中央区、多橋泰昭代表)と連携。トンネル湧水などを活用したわさび栽培の実証実験を行い、ビジネス化の可能性などを探る。

 実証実験は新潟県湯沢町のGALA湯沢駐車場内と千葉県君津市の円覺寺境内で行う。新潟では上越新幹線のトンネル湧水を使い本わさびを栽培。育成に成功したわさびをGALA湯沢スキー場内のレストランに提供する。千葉の実証実験では久留里駅周辺などにある自噴井戸の水を使って本わさびと西洋わさびを栽培する。

 収穫した鉄道わさびを栽培地周辺の飲食店に提供したり、加工・流通経路を探ったりしてビジネスモデルを構築する。

0 コメント :

コメントを投稿