松下さん㊧と山崎部長 |
◇信頼される技術者に◇
2010年に入社し、ダム発電部や福岡支店などを経て4月から東京・麹町の本社に勤務する。発災から10年がたった東日本大震災で甚大な被害を受けた水門や防潮堤の設計に尽力した。現在は、豪雨災害の被災地に立ち並ぶ堤防や取水堰の復旧設計を担当。河川部内のチームと連携し合い、河川堤防の強化に向けた対策内容や施工検討業務で汗を流す。
1人に仕事が集中しないようコミュニケーションを図るなど課内のコントロールに心を砕く。「問題や課題を解決できる強い組織づくり」を目標に新入社員や若手技術者への教育に余念がない。
九州地方でダムなどの水資源管理に携わってきたノウハウを糧に、将来は「社内と客先に信頼される技術者になる」のが夢と語る。8年ぶりに本社へ戻り、「関東圏で日本工営のプレゼンスを高める」覚悟で仕事に臨む。
上司の山崎祐一福岡支店流域水管理部長は「常に前向きで、上司にも部下にも慕われる存在だ」と松下さんを高く評価する。発注者から褒められる機会も多く、「社外の評判も良い」と活躍ぶりに破顔する。さらなる成長を期待しつつ「管理職として組織を引っ張ってほしい」とエールを送る。
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