2021年5月21日金曜日

【ローカル5G導入でワーケーション需要に対応】日本国土開発、仙台市にキャンプ場などレジャー施設開発

  日本国土開発は仙台市に保有する7・5ヘクタールの土地にワーケーション機能を備えたレジャー施設を整備する。キャンプ場や温浴施設などで構成。コテージにワーケーション機能を導入する。

 NTT東日本宮城事業部と連携してローカル5G(第5世代通信規格)も採用。コテージでのパソコンを使った仕事、迷子の探索やクマの検知などに活用する。21年秋のプレオープン、22年春のグランドオープンを予定している。

 建設地は泉区福岡岳山7。キャンプ場25区画、コテージ4棟、フリーサイト92カ所を整備する。最大収容は500人。電力供給に当たっては地元間伐材を使った木質バイオマス発電事業者との連携を検討。二酸化炭素(CO2)の排出削減に貢献する。災害時にはオフグリッド化することで地域の防災拠点としての機能を持たせる。

 同社は当初、通常のキャンプ場として整備を計画していた。コロナ禍でリモートワークやワーケーションなどが増加しているため、レジャー施設へのワーケーション機能追加を決めた。宮城県内だけでなく全国からの誘客を目指す。

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