2021年5月13日木曜日

【110億円投資、登録文化財「弥栄会館」の一部を活用】帝国ホテルら、京都市東山区に2026年ホテル開業

本棟外観(帝国ホテル報道発表資料より)
  帝国ホテルと八坂女紅場学園(京都市東山区、太田紀美理事長)は12日、新しいホテル計画の概要を明らかにした。京都市東山区にある同学園の土地にホテルを建設し運営する。

 新ホテルはSRC・RC・S造地下2階地上7階建て延べ1万0804平方メートルの規模。高さ約32メートル、約60室の客室やレストラン、ウエルネス施設などで構成する。2022年4月の着工、25年10月の竣工を予定している。総事業費は約110億円を見込む。

 計画地は東山区四条通大和大路東入祇園町南側570の2。帝国ホテルと同学園は、19年10月に基本合意書を交わし、東山区の祇園甲部歌舞練場敷地内にあり、国の登録有形文化財の「弥栄会館」(SRC造地下1階地上5階建て)の一部を活用したホテル開発を検討していた。

 京都市の都市計画の景観地区や高度地区を巡る公開審議や景観配慮などに関する手続きが完了し、建設計画を進めることにした。

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