起工式は西武HDの後藤高志社長や住友商事の為田耕太郎常務執行役員生活・不動産事業部門長、清水建設の井上和幸社長ら関係者が出席。後藤氏と為田氏が盛り土に鍬、井上氏が鋤を入れ、工事の安全を祈った。後藤氏は「都会と郊外の良さを併せ持つ所沢市の玄関口にふさわしい施設をつくりたい」、為田氏は「地域の発展に資する憩いの場にしたい」とあいさつした。井上氏は「安全管理を徹底して高品質の建物を提供するため、社を挙げて取り組む」と話した。
建設地は所沢駅西側の東住吉10ほか(敷地面積約3万4000平方メートル)。建物はRCST構法(CFT柱+S梁)一部S造で▽3街区(3棟)▽9街区(1棟)▽Dデッキ(1棟)-で構成する。3街区は7階建てで物販や飲食店、映画館、駐車場(約1700台)などが入る。9街区は2階建て。駐輪場(約2000台)と車路スペースなどを配置する。Dデッキは平屋で車路スペースなどを設け、所沢駅と直結する。事業費は約295億円。基本設計は日建設計が担当した。
□加藤計輔工事所長(清水建設JV)の話□
「近隣住宅地への配慮を最重要課題と捉えて技術提案段階から取り組んできた。住民の方々とのコミュニケーションを大切にして工事を進める」。
完成イメージ(西武HD提供)
鍬を入れる後藤高志氏
鍬を入れる為田耕太郎氏
鋤を入れる井上和幸氏
加藤計輔工事所長
source https://www.decn.co.jp/?p=147416