土木の魅力を伝えるために2人の土木技術者が結成した「噂(うわさ)の土木応援チームデミーとマツ」は、土木広報大賞の審査結果を発表した。優れた土木広報活動を独自の目線から表彰しようと今年創設。119件の応募があり19件を選定した。最優秀団体賞は加藤建設(愛知県蟹江町、加藤徹社長)を選定。最優秀作品賞には日本トンネル専門工事業協会(トンネル専門協、野崎正和会長)のアニメーション作品を選んだ。
加藤建設は建設業を憧れの職業にしたいという思いから、工事現場の様子を映像で分かりやすく紹介する「カトケンチャンネル」、女性目線でのパトロールや地域との交流促進など多様な活動を展開。学生とのコラボレーションでスタイリッシュなユニホームを作るといった取り組みも行っている。
トンネル専門協は動画投稿サイトのユーチューブに「知ってる?トンネル」と題したアニメーションをアップ。工事関係者に知られているエピソードやトンネル関係の豆知識を分かりやすく紹介している。
ウェブ・SNS(インターネット交流サイト)や図書・雑誌など5部門を対象とする優秀賞に16件、特別賞に1件を選出した。受賞者には“素敵(すてき)な賞状”や記念品を贈呈。11月18日にウェブ表彰式を開く。
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