東京・豊洲に新時代のスポーツパークが誕生した。三井不動産レジデンシャルとナイキジャパンが期間限定でオープンした「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART」は競技経験や障害の有無、性別などを問わず運動が楽しめる。
ナイキジャパンの担当者は「さまざまなバックグラウンドを持つ方にスポーツの喜びを実感してほしい」と多くの来場に期待する。
所在地は豊洲6の4の1。東京ガスの所有地(敷地面積6995平方メートル)を三井不動産レジデンシャルが借りて整備した。「多様性と持続可能性の両方を満たす施設」(同社担当者)と出来栄えに胸を張る。バリアフリーを実現するインクルーシブデザインの考えを取り入れ、グラウンド内の回転遊具やクラブハウスのシャワールームは車いすのまま利用が可能。トイレも広いスペースや充実した機能を採用した。
グラウンドを囲むランニングトラックの床材にナイキの使用済みスニーカーなどをリサイクルした「Nike Grind」を採用するなど環境保全にも配慮している。
「豊洲をはじめとした湾岸エリアは他地域から移住した住民が多い。スポーツを通して街への愛着を深めてほしい」と三井不レジの担当者は話す。
設計はジーエー建築設計社(埼玉県川口市、中川敬一郎代表取締役)、施工はコスモスモア(東京都渋谷区、枝廣寿雄社長)が担当した。運営期間は2021年9月20日までとなっている。
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