日本道路は健康貢献活動の一環として開発したランナー向け舗装「快適歩走」のプロモーションビデオ(PV)を制作、動画投稿サイトのユーチューブで公開した。元マラソン走者で解説者の金哲彦氏や青山学院大学陸上部の原晋監督が出演。ランナー目線で快適歩走の魅力を語っている。
動画では原監督が「選手は(快適歩走を)ダッシュ練習やフリージョグなどに使っている」とランナーの使い方を紹介。金氏は「快適歩走が全国で採用されれば、みんながもっと楽しくウオーキングやジョギングをできるようになる」と快適歩走の魅力をアピールした。
快適歩走は適度な柔らかさがある一方で、踏みしめやすく、走りやすい点が特長。舗装後に隣接部との段差がほとんど生じないため、隣接部の舗装構成を変えずに施工できる。赤や青などさまざまな色に対応できる。
陸上競技場でエンボス層として使用されているウレタン樹脂を透水性アスコンの表面空隙(げき)部に充てんし、エンボス仕上げにする。ランナーや歩行者の足腰に負担がかかりにくい。ウレタン樹脂の弾性が着地時かかとにかかる力を吸収し、下層アスファルト舗装が蹴り出す時つま先にかかる力を効果的に舗装面に伝達する。着地時の衝撃をやわらげ、走りだす際に踏みしめやすくすることでランナーの走りやすさを向上させた。
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