【明治安田生命新宿ビルなど７棟解体】西新宿一丁目地区プロジェクト（東京都新宿区）、設計は日建設計に

 　明治安田生命保険は、東京都新宿区で計画している「（仮称）西新宿一丁目地区プロジェクト」の設計者を日建設計に決めた。

　新宿駅西口の正面にあり１９６１年に完成した明治安田生命新宿ビルなど７棟を取り壊し、跡地に延べ約９・７万平方メートルの超高層ビルを建設する。２０２１年４月に着工し、２５年７月末の竣工を目指す。施工者は決まっていない。

　計画地は西新宿１の９の１～１２（敷地面積６２９５平方メートル）。明治安田生命新宿ビルなど７棟の既存建物を解体し、新たなビルを整備する。ビルはＳ・ＲＣ・ＳＲＣ造地下４階地上２３階建て延べ９万７５９０平方メートルの規模。高さは１２６メートル。事務所や店舗、ホール、子育て支援施設などの機能を設ける。

　現在地では大成建設の施工で既存建物の解体工事が進んでいる。明治安田生命保険が解体するのは▽明治安田生命新宿ビル▽別館▽第一スカイビル▽高倉第二ビル▽明治安田生命新宿第三ビル跡地▽永和ビル跡地－の６カ所。西新宿一丁目ＫＳビル跡地の解体工事は鉄道弘済会が発注した。