2020年10月15日木曜日

【延べ床面積は1万~2万㎡】TX流山おおたかの森駅周辺に商業など3施設整備

フラップスの完成イメージ(東神開発提供)

  高島屋の子会社でショッピングセンターの開発・運営を手掛ける東神開発(東京都世田谷区、倉本真祐社長)は、つくばエクスプレス(TX)の流山おおたかの森駅周辺で開発している商業施設3棟の概要を13日発表した。駅の隣接地に流山おおたかの森SCの関連施設として、延べ約1・1万平方メートルの「FLAPS(フラップス)」と同約2万平方メートルの「ANNEX(アネックス)2」を設ける。オフィスや医療施設などが入る同約1万平方メートルの「NAGAREYAMAおおたかの森GARDENSアゼリアテラス」も配置する。

 同駅周辺は、住宅や商業施設などの開発プロジェクトが相次ぎ進行している。フラップスの建設地は駅南側に隣接するA3街区。建物はS造6階建て延べ約1万1300平方メートルの規模。設計・デザイン監修はマウントフジアーキテクツ一級建築士事務所。フジタの施工で来春の開業を目指している。1階に物販店やカフェ、アパレルや雑貨の店舗を2、3階に配置。4階に飲食店舗を設け、5、6階はサービス機能を導入する。

 アネックス2は駅北側のB43街区で2022年夏に開業する。施設規模はS造地下2階地上4階建て延べ約2万0500平方メートルを想定。設計・施工者は非公表。商業機能が中心で屋上にスポーツ施設を設ける予定だ。隣接するB45街区がアゼリアテラスの建設地。オフィスや医療施設、飲食店舗が入る。建物はS造10階建て延べ1万0200平方メートルの規模。設計は小堀哲夫建築設計事務所。施工は錢高組。9月に着工しており来秋の完成を目指している。

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