【やっぱり！マイ・ユニホーム！！】アップコン「爽やかで頼りがいあるイメージに」

 　建設会社のアップコン（川崎市高津区、松藤展和社長）が２０１５年から着用しているユニホームは「ＬＩＫＥ　Ａ　ＰＲＯＦＥＳＳＩＯＮＡＬ　ＳＰＯＲＴＳ　ＴＥＡＭ」がコンセプト。スポーツ選手のように格好よく、爽やかで頼りがいがあるイメージを目指した。誠実さや真面目さを表すコーポレートカラー「アップコンブルー」のジャケットが目に鮮やかだ。

　既製の作業着を会社ロゴのワッペンと刺しゅうでオリジナル仕様に。３Ｋ（きつい、汚い、危険）という印象を持たれがちな建設業のイメージを払拭（ふっしょく）するため、若者が着た時に格好よく着こなせるか、女性サイズがあるかなどをとことん追求した。

　鮮やかなブルーは珍しいのか、仕事先で顧客と会話が弾むきっかけになっているよう。「会社ロゴが入っているので、袖を通すたびに『会社を背負っている』という思いで気が引き締まる」と話す社員もいるという。

　経営企画部グループリーダーの松永彩さんは「ユニホームから建設業のイメージを変え、若い人や女性が憧れる企業になるよう情報発信したい」と話す。