横河ブリッジホールディングス(HD)の事業会社、横河システム建築(千葉県船橋市、桑原一也社長)の開閉式屋根技術が、香港で建設工事が進む大規模スタジアムに導入される。収容規模は5万人。完成後はサッカーやラグビー、コンサートなどさまざまなイベントに活用していくという。
スタジアムは旧カイタック空港跡地に整備する「カイタックスポーツパーク」の中心施設。香港の啓徳体育園が施設を管理運営する。
防音機能を持つ開閉式屋根の導入に向け、啓徳体育園が横河システム建築と契約した。契約金額は約50億円。屋根駆動システムの設計や製作、据え付けなどを担当する。竣工は2023年7月29日を予定している。
横河システム建築はこれまで、香港競馬場のパドックやJリーグ・ヴィッセル神戸が本拠地にするノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)など、国内外で大型開閉式屋根の設計や据え付けなど手掛けている。
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