2020年10月27日火曜日

【計画地は那覇市の奥武山公園】J1規格スタジアム建設へエリア整備方針等検討調査業務発注

  沖縄県は26日に「J1規格スタジアムに係るエリア全体の整備方針等検討調査業務」の委託先を決める公募型プロポーザルを公告した。

 同業務では奥武山公園(那覇市奥武山)に建設を計画しているサッカースタジアムの財政支出の抑制などを図るため、一体的に整備する複合機能などに関する検討を行う。応募書類提出期限は11月10日。同16日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い、委託予定業者を選定する。

 応募資格は県内に主たる営業所があり過去5年間に国や地方自治体などが発注した同種業務の受注実績がある単体またはこれを含むJVなど。

 業務内容は▽県民らの意見聴取とそのための周知活動▽民間事業者ヒアリング▽奥武山公園の魅力向上に向けた複合機能の在り方検討委員会の開催▽複合機能を含むエリア全体の整備方針案策定-など。

 意見聴取の項目は利用状況やサッカー観戦以外に求めるスタジアムの機能、公園に新たに求める施設・機能、公園の整備イメージなど。意見聴取方法は県民がインターネット、那覇市民が無作為抽出の郵送、公園利用者が園内で配布するアンケート。民間事業者サウンディングでは新型コロナウイルス感染拡大後の投資意向などを調査する。

 在り方検討委員会は有識者や行政委員で構成し3回程度の会合を予定。整備方針案には複合機能の内容や整備範囲、配置、整備に必要な条件、公募内容・選定基準案などを盛り込む。

 業務履行期限は2021年3月31日。提案上限額は960万円(税込み)。手続きはスポーツ振興課が担当。

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