愛媛県今治市が拠点のサッカーJリーグ「FC今治」の新スタジアムを計画する今治夢・ビレッジ(岡田武史代表取締役)が、新スタジアムの情報を発信する特設サイトを開設した。
サッカーを通じ市の魅力が再発見できる施設を整備する。基本・実施設計は梓設計が担当。11月に着工し、2023年2月の開業を目指す。
新スタジアムの名称は「里山スタジアム」。事業主はFC今治を運営する今治・夢スポーツ(愛媛県今治市、矢野将文社長)の全額出資子会社、今治夢・ビレッジ。収容人数は約6000人を計画している。
自然豊かな里山をイメージし、VIPルームや多様な観戦環境を生み出す「里山ボックス」が来訪者を出迎える。試合のない日も楽しめるよう、さまざまなアクティビティーも用意するという。今治・夢スポーツは「365日にぎわいを創出する最先端のサッカースタジアム」と位置付け、季節ごとに違った風景を演出する親しみある空間づくりを目指す。
◇施工はりんかい日産建設と四国通建◇
スタジアムの敷地面積は約4万8500平方メートル。まず観客席6000席を確保する。設計は梓設計。りんかい日産建設と四国通建(今治市)が施工する。
建設地の高橋ふれあいの丘は西瀬戸自動車道今治ICに近い丘陵地で、FC今治の現在のホームスタジアム「ありがとうサービス・夢スタジアム」や今治市営スポーツパークなどがある。
観客席はJ2、J1昇格に合わせ1万席や1万5000席へ増やせるようにする。ランドスケープデザインは高野ランドスケーププランニング(札幌市中央区)が協力。
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