2021年2月8日月曜日

【技術者の誇り、後世へ】静岡県交通基盤部、構造物・建築物に技術者名の銘板設置

  静岡県交通基盤部は、完成した土木構造物や建築物に工事関係技術者の名前を刻んだ銘板を設置する取り組みを始めた。

 技術者の誇りを示し後世に伝えることで、将来の建設産業を支える若手就労者の確保につなげる。第1弾として大坂沢砂防堰堤(掛川市大坂)に設置する。

 対象となる土木構造物は樋門・樋管、排水機場、水門、堰、砂防堰堤、トンネル、コンクリートシェッド、RC擁壁(高さ5メートル以上)、ボックスカルバート(内空断面積25平方メートル以上)、橋梁、ダム。建築は新設の建物。

 銘板には名称、施工年度、概要とともに設計会社と管理技術者、施工会社と監理(主任)技術者の名前を刻む。技術者名は会社を通じ了承が得られた場合に記載する。費用は県が負担する。

 1月8日以降に公告した案件から適用しているが、工事中の案件でも受発注者の合意が得られれば設置する。

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