2022年春入社に向けた採用活動が動きだしている。コロナ禍の影響で業績悪化が深刻になっている企業は多く、数年間続いていた超売り手市場に少なからず変化がありそうだ▼地方公務員の採用試験で地元開催の保護者向け説明会が活況を呈しているという記事を、時事通信が8日午前に配信していた。子どもの就職活動に関心を持つ保護者が増えたのに加え、「新型コロナウイルスの影響で帰省できない学生に代わり、情報収集する場として需要が高まる」と背景を分析する▼企業取材を担当している時、採用活動ついて「本人はもちろん、両親へのアプローチに気を使っている」という苦労を聞いた▼自分が就職活動をした時は、親に相談をすることはなかったし、親に気を使う企業も恐らくなかっただろう。時代は変わったといえばそれまでかもしれないし、子どもの就活に協力したいという親心は分からないこともない。ただ優しさも度が過ぎれば本人のためにならないのでは…と思ってしまう▼22年の採用スケジュールは民間の場合、3月会社説明会、6月選考開始。オンラインも増えているので情報収集はお早めに。
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