2021年8月19日木曜日

【東京・京橋に新ランドマーク】新TODAビル、2024年4月竣工目指し起工

新本社ビルのエントランスは京橋の回遊拠点にもなる(戸田建設提供)

  戸田建設が東京・京橋の旧本社ビル跡地などに建設する「(仮称)新TODAビル」の工事が18日、本格的に始まった。本社機能をはじめオフィスやミュージアムなどが入る。自社の設計・施工で2024年4月末の竣工を目指す。

 建設地は東京駅に近接し銀座や日本橋をつなぐ中央通りに面する。超高層ビルでは事例の少ない免震コアウォール構造を採用し最高グレードの耐震性を確保。街のにぎわいを受け止め回遊拠点としての役割も発揮するため、オフィス以外の機能も充実する計画だ。

 同社は今年、創業140周年を迎えた。新本社ビルの建設には全国の支店から技術者が結集。「100年後まで存在意義のある建物づくり」に挑んでいく。

 建設地は旧本社ビルなどがあった京橋1の7の1(敷地面積6147平方メートル)。施設規模はSRC・RC・S・CFT造地下3階地上28階建て延べ9万4795平方メートル。地上8~12階を本社として利用し、13~27階がオフィスフロアとなる。1~3階にシェアオフィスや飲食店舗を配置。4~5階にカンファレンスホール、ミュージアムなどを6階に設ける。
新本社ビルの完成イメージ(戸田建設提供)

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