2021年8月30日月曜日

【やっぱり!マイ・ユニホーム!!】ヤシマ工業(東京都中野区)「伝統の『柿渋』配色がアクセント」

  マンションなどの大規模修繕工事を手掛ける建設サービス会社のヤシマ工業(東京都中野区、小里洋行代表取締役)は10年ぶりに社員用の制服をリニューアルした。サプライヤーはセレクトショップ・BEAMSのユニホームブランド「ユニフォーム・サーカス・ビームス」。ヤシマ工業の創業は1804(文化元)年。200年以上の伝統をデザインや色使いにさりげなく落とし込み、ユニホームを仕上げた。

 リニューアルしたのはブルゾンとパンツ、長袖シャツの3点。ブルゾンとシャツは品格を感じさせるネイビー、パンツには清潔感のあるブラウンを採用した。ヤシマ工業は創業当初、塗料に使われていた柿渋で商いをしていた。柿渋の色合いは赤みを帯びた優しい茶色。同社の伝統をブルゾンの配色に取り入れ、襟裏を柿渋と同系色のオレンジにしてアクセントを付けた。

 リニューアルでは機能面とディテールにこだわった。背面に通気性の良い生地を使い着用時の蒸れや暑さを軽減。胸ポケットはペン差しを多彩にして機能性を高めつつ、左右非対称の配置でファッション性も向上させた。5月から着用しており、「スタイルが良く見える」「洗濯してもすぐ乾く」と社員の評価も上々だ。

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