複合施設の完成イメージ(大和ハウス工業提供) |
日本経済新聞社と大和ハウス工業は、大阪市中央区の日経新聞社旧大阪本社跡地で計画する「大阪・大手前一丁目プロジェクト」の新築工事に1日着手した。テレビ局や高級ホテルなどが入る延べ約3・9万平方メートルの複合施設を整備する。設計・施工は竹中工務店。2023年12月末の竣工を目指す。
計画地は大手前1の1の1ほか(敷地面積4373平方メートル)。京阪電鉄天満橋駅に近接する。建物はS造地下1階地上21階建て延べ3万8810平方メートルの規模。高さは約98メートル。「和模様」を外観コンセプトに、市松模様や隣接する大阪城の白壁や石垣などをイメージしたデザインを採用した。
1~4階は日経新聞社のグループ企業のテレビ大阪が入居し、新本社として活用する。イベントなどを開催し、地域ににぎわいを生み出す。6~20階には、米ヒルトンが「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」をオープンする。客室数は377室。レストランやフィットネスプール、会議室などを併設する。
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