2020年7月3日金曜日

【トヨタグループの東和不が計画】お台場パレットタウン(東京都江東区)を再開発、アリーナ建設へ

 トヨタグループの東和不動産(名古屋市中村区、鵜飼正男社長)が、東京都江東区の複合施設「お台場パレットタウン」の再開発に乗りだす。

 スポーツ観戦などができる多目的アリーナを建設する。計画実現に向け、都ら関係者との協議に入っている。設計、施工者は未定。2022年4月ころに着工し、25年6月ころの竣工、同秋ころの開業を目指す。

 同社が3月に公表した計画概要によると、アリーナの規模は延べ約3・7万平方メートル。スポーツや各種イベントなど1万~1万3000人収容する。アリーナの建設にとどまらない、周辺地域のにぎわいの創出に取り組むとしている。

 トヨタ自動車が所有する敷地を東和不が借りて建設する見通し。敷地創出のため既存施設を解体する見込みだが、対象施設は未定。敷地面積は約2・7ヘクタールの広さとなる。お台場パレットタウンの所在地は青海1の3の15。トヨタ自動車と森ビルが土地を所有する。

 商業施設「ヴィーナスフォート」、トヨタ自動車のテーマパーク「MEGA WEB」が入る。ライブホール「Zepp Tokyo」、森ビルが手掛ける「MORI Building DIGITAL ART MUSIUM:EPSON teamLab Borderless」も含まれる。

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