2020年7月13日月曜日

【延べ約1.5万㎡、観客席は約500】横浜武道館(横浜市中区)、7月24日にオープン

 横浜市の公共施設で初めて本格的な武道場を備えた施設「横浜武道館」(中区翁町2の9の10の一部)が24日にオープンする。老朽化した横浜文化体育館の再整備事業としてPFIで建設を進めている。ホテルなどの集客施設を併設するメインアリーナ施設は2024年4月の開館予定。24日には林文子市長らが出席して記念式典を行う。

 横浜武道館は横浜文化体育館再整備事業でサブアリーナ施設に位置付けられている。同事業は横浜文化体育館の敷地と隣接する旧横浜総合高校跡地の2カ所の市有地を使い、BTO(建設・移管・運営)方式のPFIで二つのアリーナ(メインアリーナ、サブアリーナ)を備えた体育施設を整備・運営している。

 事業者はフジタら10者が出資する特別目的会社(SPC)のYOKOHAMA文体(横浜市中区、太田祐次代表)。設計は梓設計・フジタ設計JVが手掛け、施工はフジタ・馬淵建設特定JVが担当している。

 武道館の建設地は旧横浜総合高校跡地(敷地面積5702平方メートル)で、規模はRC一部S・SRC造4階建て延べ1万4981平方メートル。武道場、アリーナ、多目的室、救護室、更衣室などを備える。観覧席数はアリーナ約3000席、武道場約500席。

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